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高プロラクチン血症

1、どういうもの?

プロラクチンという脳下垂体から分泌されるホルモンが異常に高くなることで、排卵が抑制されてしまいます。
(プロラクチンは産後に向けた体を作るために分泌されるホルモンで、乳汁分泌を促したり、出産後すぐに妊娠が起こらないように排卵を抑制させ、生理を止める働きがあります。)

原因としては、下垂体に腫瘍ができていることが多いです。
他、薬剤性(精神疾患や胃潰瘍の時に使われる薬の副作用)、
甲状腺機能低下症、流産後、人工中絶後に多いです。また原因不明の場合もあります。

2、症状

妊娠、出産していないのに母乳がでます。
生理不順、無排卵、無排卵月経、着床障害を起こします。
※目に見えない症状の場合も多いです。
下垂体腺腫の場合は頭痛、視野障害があります。

3、所見

血液検査
プロラクチン血中濃度正常値15ng/ml以下
30ng/ml以上で「高プロラクチン血症」と診断されます。
※変動しやすいので、月経7日以内、食事前の午前中の検査が推奨されています。
高値の場合は頭のMRI、レントゲンを行います。

4、治療

数値が高く(200ng/ml以上)腫瘍が大きい場合は脳外科的な手術。
薬剤性の場合は処方医と要相談。
甲状腺機能低下症の場合は甲状腺ホルモン補充で卵巣機能回復を目指します。
プロラクチン産生下垂体腺腫の場合はドパミン作動薬を投与されます。
軽度の場合は、テルロン、パーロデル、カバサールを使います。

5、鍼灸

プロラクチン血症に効くツボ!というのはなく・・・
気血の流れを整えて、ストレスを解消し、ホルモンバランスを安定させることが大切。また、胃腸を強くして、取り入れたものを消化し、老廃物は体の外へ、必要な栄養分はしっかり吸収できる力を高めていくことが大切です。その上でホルモンバランスを整えます。

 


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