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子宮頸管粘液不妊

1、どういうもの?

精子が子宮頸管を通過していくためには、精子自体に形や運動性に問題のないことと、頸管粘液に問題がないことが重要です。排卵前の頸管粘液はアルカリ性で卵白のようなさらさらとして良く伸びる状態になります。これは精子の運動性を高めて子宮腔に移動させるためです。その粘液の分泌が少なく、精子が上がっていけない状態をいいます。また、

2、症状

ホルモンバランスが乱れていると排卵日になっても子宮頸管粘液が大量に分泌されません。
クロミフェン製剤を長期間使用していると、副作用として粘液の分泌が極端に少なくなります。

3、所見

フーナーテスト:不良
抗精子抗体が陽性の時や子宮頸管に病原体がいると粘液の質も悪くなります。

4、治療

粘液はエストロゲンの分泌によって調整されます。
・粘液の分泌が少ない場合にはエストロゲンを増やすために、「プレマリン」という卵胞ホルモンを内服します。
・「エストラダーム」という貼り薬をエストロゲン補充に使用します
・排卵誘発剤を注射
・粘液の質が悪い場合には、クラミジアや淋菌の感染が疑われます。
クラミジア陽性の場合には夫婦同時に抗生物質の投薬治療が行われます。
淋菌は薬剤への耐性菌が増え、治療がとても難しくなっています。

・特に、精子や卵子に問題がなく、子宮粘液不全だけが原因の不妊症の場合は、人工授精によって妊娠しやすくなります。 

5、鍼灸

子宮頸管粘液の分泌量が少ない場合、自律神経のバランスを整え、ホルモン分泌を促すことで、粘液の分泌量増加に期待できます。ストレスを溜めこむと、自律神経のバランスが崩れ、エストロゲンの分泌量も悪くなります。針灸でストレスを緩和させながら自律神経を整えることで、ホルモンバンスも安定します。


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