▼ MENU

視床下部、下垂体 排卵障害

1、どういうもの?

視床下部や下垂体に原因があり、卵胞を育てるFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)の分泌が低下するため、排卵が起こりにくくなってしまいます。
過剰なダイエット、ストレス、睡眠不足が原因で起こることが多いです。

2、症状

無月経(月経が停止してしまう)、稀発月経(排卵がたまにしか起こらないため月経周期が長引く)として症状が出ます。

3、所見

FSH値やLH値が低くなることが多いですが、正常値の場合もあります。
プロゲステロン(排卵後の卵胞は黄体に変化します。その黄体から出るホルモン)は、体温を上げる働きがあります。基礎体温を見れば、このホルモンの上昇しているかどうか判断がつきますが、補助的に血液検査、超音波検査をすることがあります。

4、治療

クロミッド(フェミロン、オリフェン、スパクロミン、セロフェン)という薬を服用し、効果を見ながら増やしていきます。
※クロミッドは副作用として、エストロゲンを邪魔する働きがあるので、子宮頸管の粘液が水っぽくなったり、子宮内膜が厚くならなかったりすることがあるので、その影響を確認しながら続けるかどうか決めていくのが一般的です。
セキソビッドという誘発剤も同じように排卵誘発に働きかけますが、クロミッドより排卵させる力は弱いとされています。しかし、副作用がクロミッドよりもとても少ないため、少しの刺激で排卵できるようなタイプの方にはセキソビッドの方が好ましいと言われています。(セキソビッドを置いている病院はあまり多くはないようです。)

内服薬で効果がなければ、注射(HMG、FSHなど)による排卵誘発を行います。
※下垂体の排卵障害では内服薬による排卵誘発は効果がないので、最初から注射による誘発を行います。
注射による排卵誘発は内服薬よりも強力で、排卵する確率もかなり高くなります。しかし、多胎や卵巣過剰刺激症候群になってしまう確率も、内服薬に比べてかなり高くなりますので、これも影響を確認しながら決めていくことになります。

 

5、鍼灸

ストレスを緩和させ、血流を改善し、視床下部、下垂体と子宮、卵巣の反応性を良くしていくことが大切になります。
また、血流を改善することで、薬による副作用の軽減にもつながります。


院長の書籍

鍼灸を温めれば妊娠体質になる!
(自由国民社)
もう迷わない!あなたに合った授かるお腹の作り方(Kindle)
思わず感涙!すごいセラピスト49人に出会える本(現代書林)

妊活情報